今年は素材・技術開発研究所から
「洋ナシ果実由来揮発性成分およびヘキサンジオール類の分析」
「マイヤーレモン果皮精油中の香気成分」
の2つについて発表を行い、マイヤーレモンの研究では
ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

マイヤーレモンとは、オレンジとの自然交配で生まれたレモンの系統のことで、
今回の研究では、八丈島で生産される完熟レモン「菊池レモン」を
題材にしています。

この「菊池レモン」は、一部地域でしか生産されていない珍しい品種であり、
他のマイヤーレモンには存在しない不明成分を含んでいたことから、研究対象と
なりました。

材料としてレモンを頂いた八丈島の方々へも情報を提供し、
研究成果で社会に貢献できるよう活動も行っています。

第62回のTEACは長崎大学で開催予定です。

素材・技術開発研究所は、
香料を通じて人々の生活に豊かさと潤いを提供できるよう
日々研究に励んでいます。

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