この度、特許庁より『明治150周年記念商標登録継続記念証』として、当社が明治時代から保有する「扇印」の商標登録証の復刻版を頂きました。
当社のシンボルである扇印は、香料中心の商売を始めた1908年に、三代目・塩野𠮷兵衛が、塩野家の家紋である「頭合わせ三つ松」を描かせた扇の三蓋松の図案に端を発します。ご存じのように、扇は別名「末広がり」とも呼ばれ、日本の縁起物のひとつとしても数えられており、私たちの商売が、いつまでも栄え、成長することを願って起用されました。扇に描かれた「常緑の若松」も、同様の願いが込められたものと伝わっています。
当社、塩野香料は、明治42年(1909年)2月9日にこの扇印を登録商標第35170号として商標登録しました。以来、今日まで110年余、この「扇印」は当社を信用する証として店の暖簾・ブランドマークに使われ続けてきました。
これから100年先、200年先も、塩野香料はこの扇印に込められた想い・精神を体現して参ります。

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